いよいよ12月!
本格的な大掃除シーズンがスタートしました
今回は、忙しい時期に効率よく大掃除ができるよう、場所別にお掃除のポイントを紹介します
水回り
日々の生活に欠かせないエリア、水回り。
自分自身や身の回りのものを清潔にする場所ですが、反面、水を使うため湿気りやすく、不潔になりやすい場所でもあるんです。
大掃除では、日常のお掃除ではつい敬遠してしまう場所に挑戦してみましょう
キッチン
キッチンは水に加え、油も扱うため、いろいろな種類の、しかもしつこい汚れが溜まります。
基本に従って「上から下」、プラス「油汚れから水回り」の順番で進めていきましょう。
- 換気扇・レンジフード
- 壁
- コンロ・グリル
- シンク・蛇口・排水口
- 食器棚
- 床
換気扇・レンジフードは分解して洗剤に漬け置き、その間に壁やコンロのお掃除を済ませると効率的です。
油汚れを落としたところで水回りをお掃除、余力があれば食器棚、床へと進めていくと成果が見えやすいですよ
お風呂
浴室は、水回りの中でも清潔を保つのが難しい場所です。
風通しが悪く、高温多湿な状態が続く上、石鹸カスや皮脂が付着するため、カビや雑菌が繁殖する条件が揃っているんです。
異なる種類の汚れが混在するため、汚れの種類別に洗剤を使い分け、同じ洗剤をつかう場所はまとめてお掃除していきましょう。
異なる種類の洗剤が混ざり合うと有毒ガスが発生する場合があります。「混ぜるな危険」と書かれた洗剤は完全にすすいで落としてから、次のお掃除に取り掛かってくださいね。
時間がかかりますから、余裕を持って予定を立てましょう
汚れの種類・場所
カビ・雑菌
アルカリ性洗剤がオススメ
皮脂
アルカリ性洗剤がオススメ
水垢・石鹸カス
酸性洗剤がオススメ
髪の毛など
ブラシ・スポンジなど
洗面所
使用頻度が高く、お風呂に近い場所に設置されがちなことから、お風呂と同様にカビやぬめり、水垢汚れ落としがメインになります。
洗面用品や歯ブラシ・コップなど小物を一旦他の場所に移動させ、掃除しやすい状態を作ってから取りかかりましょう。
鏡は歯磨き粉の飛び散りなどで意外なほど汚れています。マイクロファイバークロスで丁寧に落とし、仕上げに曇り止めスプレーを使って表面をコーティング。
コーティングしておくと、次のお掃除が楽になりますよ
トイレ
大掃除で必ずやりたい場所のひとつがトイレ。
トイレの場合、他の場所とは優先順位が異なります。
一番汚れが溜まりやすく、掃除の際外に飛び散る可能性がある便器から始めましょう。
便器の汚れには、酸性洗剤がオススメ。肌を痛めないようにゴム手袋を装着してくださいね。
便座の裏や蓋の裏は便や尿が飛び散りやすい部分です。こちらは中性洗剤やお掃除シートを使いましょう。
トイレタンク内は酸素系漂白剤でつけ置き洗いをし、つからない部分はスポンジやブラシを使って落としていきます。
便器回りが終わったら、壁や棚、床などの掃除にとりかかります。
飛び散り汚れのほか、ペーパーや衣服から出た埃が想像以上に溜まりやすいので、お掃除シートや雑巾でしっかり吹き上げましょう。
トイレは他の場所と比べて狭いため、お掃除の成果が目に見えやすいですよ!
お部屋
リビング、寝室、子供部屋などお部屋の掃除は基本通り「上から下」へと進めていきます。
基本の順番通り説明していきます
天井・照明
自分より高い位置を掃除するため、埃をかぶりながらの作業になります。
マスクや三角巾(バンダナや大判のハンカチ、手拭いで大丈夫です!)など埃から身を守るものを着用し、踏み台や脚立などを用意しましょう。
また、家具や家電などは新聞紙などで覆い、埃が直接かからない工夫を。
安全のため照明の電源を切るのをお忘れなく!
踏み台に登りながらの掃除は足元が不安定になります。
安全のため、外せる器具は一旦外して床に降りてから掃除しましょう。
照明器具は埃がたまりやすいので、ハンディモップや乾いた柔らかい布で拭いていきます。
電気が通る口金部分を濡らさないように注意してくださいね。
壁
天井が終わったら、壁の掃除にとりかかりましょう。
床と比べてそれほど汚れがつかない場所ですが、素材に気を付ける必要があります。
下から上に向かうなど同じ方向へ拭くと、拭きムラが出にくいですよ
水拭きできる壁
ビニールクロスやタイルなど、水を吸わない壁は、水拭きできます。
お掃除シートや硬く絞った雑巾で拭きあげます。
水拭きできない壁
布張りや珪藻土、砂壁などの水を吸う壁は、水拭きできません。
帯電式のはたきなどで埃を取りましょう
床
床も壁と同様に、素材によって掃除の仕方が変わります。
フローリング
フローリング掃除のメインは埃とりになります。特に隅や物陰にたまりやすいので、床に置いたものを移動させて拭きましょう。
水分をきらいますので、マイクロファイバークロスや硬く絞った雑巾で拭き掃除をします。
汚れの目立つ部分のみ、中性洗剤を薄めた液に雑巾にひたし、硬く絞って拭いたあと、水拭きと乾拭きをします。
カーペット
毛足の奥にゴミや埃が入り込みやすいのがカーペット。
掃除機でしっかり吸い込んだあと、取りきれなかったゴミを丁寧に粘着ローラーやブラシで取り除いていきます。
シミになった部分は硬く絞った雑巾で拭き取ります。しつこいシミは中性洗剤を薄めた液に雑巾にひたし、硬く絞って拭いたあと、水拭きを。
よく乾燥させた後仕上げに一方向に向かって掃除機をかけましょう。毛足が揃って見た目も美しくなります
畳
基本は「畳の目に沿う」どんなお掃除道具でもこれだけは変わらない畳掃除の鉄則です。
畳を傷めずに目の中に入り込んだ埃を取れますよ
掃除機を丁寧にかけたあと、乾拭きか、お湯に浸して硬く絞った雑巾で拭き掃除しましょう。
湿気はカビやダニの繁殖のもとになってしまいます。なるべく水気を与えないのがコツです。
窓・網戸
大掃除で必ずやりたい場所に窓を挙げる方は多いのではないでしょうか?
外を見るたびに汚れに目が留まるのに、いざ掃除すると拭きムラや拭き残しが残り、成果をイマイチ感じにくい場所でもあります。
まずカーテンを外し、洗濯しながら他の部分に取りかかりましょう!
網戸
網戸の掃除は、汚れの少ない内側から汚れがちな外側の順番で進めていきます。
外側に新聞紙や不要な段ボールを当て、内側から掃除機で吸い取ります。
できるだけゆっくり動かすのがコツ
次は逆に内側に新聞紙や不要な段ボールを当て、同じように内側から掃除機で吸い取ります。
その後、両手に水を含ませ硬く絞ったスポンジを持って両面から拭き取っていきます。
網目に沿って動かした方が汚れ落ちがいいですよ!
窓・サッシ
サッシのレールは埃や土が溜まりやすく、一番汚れやすい場所。まずはレールから始めます。
ブラシで溜まった汚れをかき出し、残った埃は掃除機で吸い取ります。
狭い部分はプラスチック定規やヘラなどにお掃除シートを巻き、差し込んで掃除しましょう。
窓のお掃除には雑巾+ワイパーの合わせ技がオススメ
網戸と同じく、内側から外側の順番で進めていきましょう。
最初に水拭きをし、ワイパーで水気を切って仕上げます。残った水気は乾いた雑巾で拭きあげます。
カーテン・カーテンレール
洗濯表示を確認し、水洗いできるものはお家で洗えます。
カーテンはまずフックを外し、埃を軽くはたいて汚れが目立つ場所には洗剤の原液を直接つけてしみ込ませます。
ジャバラ状に折りたたんで洗濯ネットに入れ、洗濯表示通りのコースで洗いましょう。
埃の再付着を防ぐには、柔軟剤がオススメ。生地にハリができ、シワなく仕上がります。
フックも案外汚れているものです。
食器用洗剤を薄めた液で洗い、水気を切って風通しの良いところに干しておきましょう。
カーテンレールは視界より高い位置にあるためいつの間にか埃が溜まり、空気中を漂っている脂分と混じってしつこい汚れになってしまいがちです。
ハンディモップで埃をとったあと、お掃除シートや洗剤をつけた雑巾で汚れを落とし、水拭きをして仕上げます。
さて、窓や網戸、フックやカーテンレールの掃除が終わったところで、洗濯機から洗い上がったカーテンを取り出しましょう。
濡れたままフックをつけ、そのままカーテンレールにとりつけて自然乾燥させます。
窓のお掃除が終わる前に取り付けると、窓の汚れがカーテンについてしまいます。
窓をキレイにしてから取り付けてくださいね!
玄関
お家の正式な出入り口であり、お客様が最初に目にする玄関。
大掃除の必須エリアに入れたい場所ですよね。
外から出入りするため、土埃や砂・石などが入り込みやすい場所です。
まずほうきで内側から外側に向かってゴミを掃き出しましょう。
マンションなど集合住宅にお住まいの方は、掃き出したゴミをそのままにせず、ゴミ袋に入れるのを忘れないでくださいね。
掃き出したあとは材質によって道具や方法を使い分けます。
ツルツルした素材であれば、硬く絞った雑巾で水拭きします。
凸凹のある素材の場合は、デッキブラシと雑巾を併用するとキレイに汚れが取れますよ!
最後に
5つの場所に分けて大掃除の方法やコツをご紹介しました。
この記事を読んで、「これなら自分でもできそう!」と思っていただけたら幸いです!
全部自分でキレイにしなくちゃ!と頑張りすぎると中途半端に終わってしまったり、来年の大掃除の時のモチベーションが下がってしまうかも…
「ちょっとやりきれないかも」と感じたら、気軽にプロの手を借りてみてはいかがでしょう?
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16,500 円(税込)
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風呂釜配管洗浄
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洗面所
8,800 円 (税込)
エアコン
13,200 円(税込)
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